日頃より当会の活動に多大なるご支持を賜り、誠に有難うございます。1992年、台湾と日本のビジネス交流を強化し、長期的でかつ安定した経済貿易関係を築くことを願う両国政府の支持のもと、台湾に「台日商務協議会」、日本に「日台ビジネス協議会」が常設のカウンターパートとして設立されました。2009年、「台日商務協議会」は「台日商務交流協進会」へと組織を拡大、その意義と志は、初代理事長に就任しました辜濂松氏へと引き継がれ、2013年5月より、江丙坤氏が二代目の大役を担うこととなり、2016年4月に三代目に連任しました。江氏は官僚として、また政治家として培った長年の経験を台湾と日本の中小企業の成長のために生かし、両国の経済発展にご尽力されたことに敬服しております。2019年4月、董烱熙氏は四代目の大役を担うこととなりましたが、2020年10月、一身上の故に離任しました。
2020年12月、私が四代目の任期を引き続けされ、台日間中小企業のビジネス交流に向け、努力を続けて参ります。近年、台湾と日本の関係がより一層密接になり、各産業界でも積極的に交流が図られております。当会は、今後、日本台湾交流協会、日本商工会議所や各地方の産業振興機構、日本各地方政府と連携をしながら、台湾の主要な企業グループで組織された「中華民国三三企業交流会」、「三三青年会」等国内の重要対日商工団体と共に、台日中小企業が提携できるプラットフォームを構築していく所存でございます。また、当会は充分に役割を果たして、台日間の商談会、交流会、セミナーの場を通して、我が国の産業競争力が高まて、台日間企業の提携により、更にグローバルマーケットへの進出に向けることに結びつくものと期待しております。
当会スタッフ一同全力を尽くし、業務に取り組む所存でおりますので、今後ともご支援ご指導を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
台日商務交流協進會
理事長 馮寄台